予防歯科
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日々の定期検診が
とても大切です
予防歯科とは、いつまでも美味しいものをおいしく食べるためにむし歯、歯周病などのお口のトラブルを未然に防ぐメインテナンスのことです。
3ヶ月に1度の定期的な歯科医師による検診と歯科衛生士によるプロフェッショナルケア・クリーニングを受けていただき、さらに患者さまが 毎日ご自宅で正しいブラッシングができるようにトレーニングをいたします。
「かかりつけ機能強化型歯科診療所」に認定されている歯科クリニックです
当クリニックは「かかりつけ機能強化型歯科診療所」に認定されています。
これは、厚生労働省によって「患者さまのお口まわりの健康を定期的な予防管理でサポートし、適切な対策を行っている」と認められた証となります。
この認定により、当クリニックで行う予防処置の一部が、保険内で実施すること可能になっています。
予防処置に関心がありましたら、ぜひ当クリニックにご相談ください。
これからは「治療」を
受けるのではなく、
「予防」を行うことが大切です
歯科クリニックは、「独特の薬品の臭い」と「ドリルの音」で嫌悪感をもつ方が多く、そのため「予防のために受診」をされる方がまだまだ少ないように思います。「治療」のために削られた歯は元通りにはならず、数年後にはむし歯が再発し、再び歯を削る処置を受けることになります。
日本では、歯科診療の8割が再治療に追われています。「治療」はむし歯の進行を止めるために必要ですが、同時に歯の寿命を縮めてしまう第一歩でもあるのです。
いつまでも白い歯で、健康的な生活を営めるように予防意識をもつ必要があります。
細菌レベルで、「質」と「数」に着目します
むし歯や歯周病はミュータンス菌や一部のP.g菌などの原因菌の感染によるもので、胃がんリスクを下げるためにピロリ菌を除菌することはよく知られています。
原因菌をコントロールし、病気の発症リスクを下げることで、 歯の寿命を延ばすことが可能です。
充実した設備を用いて、
チーム一丸となって患者さまの
お口を守ります
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担当歯科衛生士制を導入
当クリニックでは担当衛生士制を採用し、一人の患者さまに専任の歯科衛生士がつきます。歯科衛生士は予防ケアのプロです。いつも同じ衛生士がお口の中を診ることで、わずかな変化に気付くことでトラブルの早期発見・ 早期治療へとつなげていきます。
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マイクロスコープを
用いた予防ケア当クリニックでは必要に応じて、歯科衛生士もマイクロスコープを使用し、予防処置(スケーリング・PMTC)を提供しております。
患部の視野を拡大し、歯肉縁下歯石を除去する(ルートプレーニング)など、患者さまの体にかかる負担を抑え、精度の高い処置を心がけております。
健康な歯を守るための
予防メニューをご用意しています
プラーク(歯垢)が残ったままだと、時間の経過とともに歯石が作られます。歯石は石のように固く歯に付着し、歯ブラシでは落とせません。歯石は細菌が好みやすい環境であり、細菌が繁殖する原因になります。
歯石の除去には、歯科医院での処置が必要です。当クリニックでは、患者さまのお口の状態に合わせた予防メニューをご提案し、むし歯や歯周病の予防に力を入れております。
GBTを用いた口腔内のメインテナンスを行っています
GBT(誘導的バイオフィルム療法)とはGuided Biofilm Therapyの略称であり、細菌の塊であるバイオフィルムに特化したお口のメインテナンスです。
バイオフィルムを染め出し、付着具合を明らかにした上で除去できるため、治療器具によってエナメル質や象牙質、歯ぐきなどの歯周組織を傷つける心配がほとんどありません。
また、効率の良いクリーニングを提供でき、治療時間の短縮や患者さまの体にかかる負担を軽減できます。歯石除去に痛みを感じたり、よりスピーディーなクリーニングを求めていたりする場合は、GBTのご利用がおすすめです。
当クリニックで、自分の歯を生涯守りませんか?
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01評価
問診後は歯周ポケットを測定し、歯肉炎や歯周炎など、歯周病の進行状態を的確に診断します。
過去にインプラント治療をご利用いただいた方は、粘膜炎やインプラント周囲炎の有無についても、丁寧に検査していきます。 -
02染め出し
むし歯や歯周病の原因に関係しているのが、細菌の塊であるバイオフィルムです。染め出しによりバイオフィルムの付着箇所が明らかになり、汚れを可視化できます。患者さまにとっても、磨き残しが多い箇所を把握でき、その後の適切なブラッシングにもつながります。
※矯正装置であるブラケットや埋入したインプラントがある場合も、染め出しを行います。
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03情報提供
科学的根拠に基づき、予防治療の重要性を患者さまに分かりやすくご説明いたします。
また、歯科衛生士からはブラッシング指導を中心に、正しい歯磨きの方法やケア用品の使い方・選び方に関してもアドバイスしております。 -
04歯肉縁上・縁下のエアフロー
エアフロー用の処置を使用し、歯や補綴物、インプラントなどに付着したバイオフィルムや歯石、ステイン(着色汚れ)などを除去します。
エアフローで使用するパウダーは、超微細粒子のアミノ酸で構成されており、歯を傷つけずに汚れを的確に除去できます。消毒剤不使用のため、お子様やご高齢の方、妊婦さんも安心してご利用いただけます。 -
05歯肉縁下のペリオフロー
歯周ポケットの深い部分や歯間部のバイオフィルムなど、通常のエアフローでは届かない汚れに対して、特殊なノズルやハンドピースを用いて除去します。
ペリオフローであれば、外科手術を必要としない処置が可能です。 -
06ピエゾン
ピエゾンは超音波機器であり、歯石の除去に効果的です。歯石の付着具合や歯周ポケットの深さ、インプラントや補綴物周辺など、お口の状態によって機器を使い分けた処置を行います。
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07最終確認・フッ素コーティング
処置後は最終確認を行い、歯石やバイオフィルムを除去できているかどうかを確認します。
問題がなければフッ素塗布を行い、さらに効率的なむし歯予防を目指します。
自分の歯を自分で守りませんか?
丁寧に歯磨きをしているのにもかかわらず、むし歯や歯周病にかかってしまう患者さまがいらっしゃいます。
原因の多くは、わずかな磨き残しから、細菌が繁殖してしまうためです。ご家庭で行うむし歯や歯周病の予防には、「お口の中を常に清潔な状態にする」という心がけが大切です。
起床直後や毎食後、就寝前などは歯磨きをし、汚れを残さないようにしましょう。
当クリニックでは、お子様のお口の状態や成長に合わせて、適切なケアのアドバイスを行っております。ぜひご自宅でも充実したケアを実践できるように、当クリニックと一緒になって取り組みましょう。
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歯磨き(ブラッシング)
磨き残しを少なくするには、まず正しい歯ブラシ選びが大切です。患者さまのお口によって異なる歯並びや歯の形、大きさに合った歯ブラシを選びましょう。当クリニックでは、ブラッシング指導を通じて、歯ブラシの選び方や歯の正しい磨き方をサポートしております。
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デンタルフロスおよび歯間ブラシ
歯ブラシだけでは、歯と歯の間にわずかな汚れが残ります。歯間ブラシやデンタルフロスを使用し、汚れを取り除きましょう。歯磨きの後にこれらのケア用品を使っていただくと、磨き残しがさらに少なくなり、むし歯や歯周病の予防につながります。
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食生活の改善
「お菓子やジュースが好き」「食事時間を決めていない」「間食回数が多い」など、食生活がむし歯や歯周病のリスクを高める原因になります。
食事の栄養バランスや間食の内容や頻度など、現在の食生活を見直し、必要に応じて改善を目指しましょう。 -
フッ素洗口
フッ素には歯質を強化する成分が含まれており、むし歯に負けない強い歯を作ることができます。
当クリニックでもフッ素洗口液を販売しておりますので、歯磨きと合わせてぜひお使いください。
予防歯科で気になること
をお答えします
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Q
市がすすめている各歯科検診事業を受けることができますか?
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A成人歯科健康診査・妊婦歯科健康診査・後期高齢者歯科健康診査の各歯科検診を当クリニックで受付しております。
対象となられる方は是非、ご利用ください。
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Q
特に痛みなどはないのですが、お口の掃除だけで受診してもいいですか?
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A私たちは、むし歯で歯を削る「治療」よりも、健康な歯を健康に保つためのプロフェッショナルクリーニングによる「予防」に力を入れて取り組んでいます。ぜひ、ご来院ください。
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Q
どのくらいの間隔で定期検診を受ければ良いのでしょうか?
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A個人差はありますが、約3ヶ月に1回の頻度で定期検診を行い、歯石除去などのクリーニングを受けていただくと、むし歯や歯周病のリスク軽減が期待できます。